Lohasに興味を持ったセミナー「快適な住まいづくり」では有意義な話を沢山聞き、
セミナーの冒頭はこんな問いかけからスタートしました。
「この部屋にある、木のテーブルと金属のパイプではどちらの温度が高いと思いますか?
このブログを読んでくださっている方はどちらだと思いますか?
私は当然のように「木のテーブル」と答えました。
手で触ってみると確かに「木のテーブル」のほうが暖かく感じる。
しかし実際は同じ温度なのです。赤外線表面温度計という機械で測定すれば分かります。
同じ部屋にある物体は外部から熱が加えれなければ同じ温度となる事はよく考えれば納得できた。
ではなぜ違う温度に感じるのか?それは熱伝導率が影響しています。
金属のほうが熱伝導率が高く素早く熱を伝え、熱しやすく冷めやすいのは感覚てきに分かるでしょう。
人間が金属に触れると人の体温を奪い、結果的に冷たいと感じるのです。
体感温度は、熱伝播だけでなく、風、色、そのときの気分や体調などでも変化します。
Lohas Livingを考えるとき、今までの自分の常識を捨て、新たな理論を構築しなければいけない
と感じました。(次回へつづく)
体感温度

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このブログの総目次
「建築家が考えるLOHASな住まい」 総目次
(1)光熱費1/2住宅の設計手法
・光熱費1/2住宅とはなにか?
・光熱費1/2住宅の13要素
・自然風の利用技術
・昼光の利用技術
窓の結露と外気温の関係
冬になると窓ガラスにびっしり漂着する結露水。いやなものですよね。
結露は住宅にとってもカビの発生や構造体の腐食などの原因となる
排除したいものです。
窓枠やガラス表面の結露だけでなく窓下の壁内部の結露水が窓下
の構造対を腐食させる原因になることもありるので注意が必要。