基礎工事 鉄筋

基礎工事(鉄筋組)

事務所工事の基礎配筋が完了しました。(鉄筋を組む事を配筋と呼ぶ)
今回の工事は6畳の事務所という小規模なものなので、丸一日で完了しま
したが、延べ30坪程度の普通の家の基礎の鉄筋工事で3日間ほどかかる
と思います。

鉄筋工事は、遠い将来まで強固な基礎を作るうえで極めて重要。遠い将来
と言ったのは、50年先まで強固な状態を保つという意味です。
そもそもコンクリートの中に鉄筋を入れても大丈夫なの?と素朴な疑問を
抱く方はいませんでしょうか。コンクリートも鉄筋も夏と冬では膨張した
り縮んだりしますよね。2種類の材質が混在しているのですから膨張率が
違えばひび割れが入るはず。建築材料学における奇跡、コンクリートと鉄
筋の膨張率は同じなので割れないのです。圧縮に強いコンクリートと引っ
張りにつよい鉄筋、膨張率の同じ2種の材料を組み合わせることで現代建
築に欠かすことのできない材料が完成したのです。
さて、鉄筋工事の監理項目です。一般の方がチェックできるのは
次の3点でしょう。
・鉄筋と鉄筋の重ね長さ40D(D:鉄筋径)、10ミリ鉄筋で40センチ、
13ミリで52センチ。
・鉄筋の外側のコンクリート暑さ(コンクリートかぶり厚と呼ぶ)
土に接する部分4センチ以上、土に接しない部分3センチ以上。
・鉄筋と隣の鉄筋の隙間、25ミリ以上。
特にコンクリートのかぶり厚は長期間強固なコンクリートを維持するため
に重要。かぶり厚は鉄部の一番外側で計測します。鉄筋だけでなく、鉄筋
を止めつける
結束線(細い針金)も鉄部なので飛び出していれば飛び出した先端から計
測します。上記監理項目で記載した数値は建築基準法の最低基準なので、
鉄筋でかぶり厚が確保されていても結束線でアウトとなってしまうので、
鉄筋組み立て前に工事監督に「結束線は全て内側に曲げてね!!結束線の
先端からかぶり厚を計測するよ」といっておかないと、組み立て後に修正
するのは極めて困難となってしまいます。
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