星のや軽井沢 東理恵

「星のや軽井沢」の設計者 東理恵の講演会に行ってきました。
ハウスクエア横浜で開催されたセミナー、「環境マインドで共感を生む!住空間づくり戦略」の基調講演として東さんの講演があり、第二部では特色ある仕上げ材の特徴紹介を聞いてきたのです。

「星のや軽井沢」は2年前に一度宿泊したことがあります。
古き良き日本の集落のようでもあり、アジア的でもあり、でもよく考えると見た事はないのにどこか懐かしさを感じる建物。テレビの無い客室、車は少し離れたレセプションスペースに置き去り旅館の車で客室まで送迎するなど、徹底的に日常を排除するという旅館運営のソフトの部分。その思い出は強烈に脳裏に刻まれ、また帰ってきたいと感じさせる旅館です。

近々オープンする「星のや京都」の設計エピソードもちょこと聞く事ができました。東さんのリゾート空間作りのキーワードは「非日常の程度」にあるようです。非日常の心地よい程度の緊張感が驚きを生み、また帰ってきたいと感じる思いでとなる。住宅との違いは?
住宅は日常の中の少しの非日常経験が思い出となるそうです。

すごいと感じたのは、私が「星のや軽井沢」で感じた非日常の程度と東さんの狙いが一致していたこと。東さんのデザイン力の高さを感じました。星のや軽井沢にはほどよい緊張感がある。でもどこか懐かしくほっとする。懐かしいけど毎日生活していたら疲れてしまいそうな「非日常」レベルなのです。

「非日常の程度」、今日はとてもいいお話を聞きました。

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