体感温度

室温は低くないのに何となく寒く感じる・・・、といった経験をもつ方は多いのではないでしょうか。
それは、室温(空気温度)と人が感じる温度(体感温度)に大きな差がある場合なのです。
体感温度は、室温・周囲の表面温度・空気の流れによって左右され、インターネットで調べれば難しい数式を知ることができます。なんのこっちゃ解らん。という数式です。そんな難しい数式を使わなくても、光熱費1/2を目指す「自立循環型住宅のガイドライン」に感覚的に理解できる計算式が示されています。

体感温度≒(表面温度+室温)/2

つまり「室温」と「周囲の表面温度」を足して2で割ればいいのです。
室温は同じ20度でも断熱が乏しい部屋の体感温度は15.4度、一方しっかりと断熱した部屋の体感温度は19度という違いが出てくるのです。

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  1. このブログの総目次

    「建築家が考えるLOHASな住まい」 総目次
    (1)光熱費1/2住宅の設計手法
      ・光熱費1/2住宅とはなにか?
      ・光熱費1/2住宅の13要素
      ・自然風の利用技術
      ・昼光の利用技術

  2. 窓の結露と外気温の関係

    冬になると窓ガラスにびっしり漂着する結露水。いやなものですよね。
    結露は住宅にとってもカビの発生や構造体の腐食などの原因となる
    排除したいものです。
    窓枠やガラス表面の結露だけでなく窓下の壁内部の結露水が窓下
    の構造対を腐食させる原因になることもありるので注意が必要。

  3. 温度・湿度・風速で計算する体感温度

    エコハウスの真実 39

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