光熱費1/2のエコ住宅 太陽熱給湯

光熱費1/2のエコ住宅シリーズ
太陽熱給湯について解説します。
太陽熱給湯システムは多額のイニシャルコストが必要ですが、それをランニングコストの低減によってまかなうことは十分可能で、省エネルギーの観点からは有効な手段です。

(1)イニシャルコストの回収年数
太陽光給湯システムは一般的なガス給湯に比べて年間3.1万円のコスト削減を見込めます。機器設置費を53万円と仮定して試算すると、改修年数は17年となります。

(2)太陽熱給湯機の種類と目標レベル

太陽熱給湯は大きく分けて「太陽熱温水器」と「太陽熱給湯システム」の2つの方式があります。
①太陽熱温水器→エネルギー削減目標 10%
屋根上に集熱パネルと貯湯タンクを設置〈俗称:朝日ソーラー)設置費は20万程度ですが、通常のガス給湯等の併設が必要

②太陽熱給湯システム→エネルギー削減目標 30%
屋根上の集熱パネルと地上貯湯タンク及び給湯機を組み合わせたシステム。設置費は50万円程度です。

(3)計画・設計上の配慮
・屋根上の集熱パネルは極力南面させ、水平面に対し30~60°の範囲内で設置する。
・集熱パネル、貯湯タンク、給湯機相互の距離はなるべく短くする。
・貯湯タンクは一般的に屋外に設置されるが、断熱保温性を考えると駐車場などの屋内に設置するほうが望ましい。

■光熱費0(ゼロ)のブログシリーズ目次リンク
1.建築家が考える光熱費ゼロ住宅
2.光熱費0(ゼロ)住宅
3.光熱費0住宅の試算値
4.光熱費0(ゼロ)住宅 ランニングコスト分析
5.光熱費0(ゼロ)住宅 イニシャルコスト検討
6.一般的な住宅で光熱費0を実現するには
7.光熱費0の省エネ住宅 一般の住宅分析
8.光熱費0の省エネ住宅 家庭の消費エネルギー比率
9.光熱費0住宅からCO2発生量0住宅へ

■光熱費1/2住宅のブログシリーズ目次リンク
0.自立循環型住宅への設計ガイドライン
1.自然風の利用
2.昼光利用
3.太陽光発電
4.日射熱利用 1
5.日射熱利用 2
6.太陽熱給湯
7.断熱外皮計画 1
8.断熱外皮計画 2
9.日射遮蔽手法 1
10.日射遮蔽手法 2
11.日射遮蔽手法 3
12.全熱交換型換気扇
13.換気設備計画 1
14.換気設備計画 2
15.給湯設備計画 1
16.給湯設備計画 2
17.照明設備計画 1
18.照明設備計画 2
19.照明設備計画 3
20.照明設備計画 4
21.照明器具配置の設計手法
22.高効率家電機器の導入1
24.水と生ゴミの処理と効率的利用 1
25.水と生ゴミの処理と効率的利用 2
26.水と生ゴミの処理と効率的利用 3
27.生ゴミ処理
28.電気やガスの1次エネルギー換算値
29.発電ロスと送電ロス
30.光熱費領収書からエネルギー消費量を求める方法
31.二酸化炭素排出量の換算係数
32.省エネルギー性や経済性の評価ツール
33.造形デザインと環境デザインを共に高める設計手法
34.省エネ、エコ住宅設計マニュアル
35.住宅の二酸化炭素排出量
36.熱エネルギーの単位
37.環境を測定する
38.設計フロー
39.開口部の設計
40.断熱仕様の設計1
41.開口部の施工費比較
42.経済性能比較
43.断熱仕様の設計 2
44.断熱仕様の設計 3

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コメント

  1. 断熱仕様の設計 3

    光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅) 44
    「断熱仕様の設計 3」

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