健康維持増進住宅 10

健康維持増進住宅シリーズ パート10
「健康な住まいを作る技術」
90年代に問題となったシックハウスは住宅が住居者の健康と
密接に関係していることを明確にした。「健康な住まい」とは、
可能な限り住居者の健康性に影響を与えない住まいのこと。
健康に影響を与える室内環境には、空気質だけでなく、音・熱
・光・匂い・色などさまざまな要素がある。これたの健康性への
影響を検討することが、「真に健康な住まい」を作る上で重要な
ことだ。
①温度と健康性
深夜、温度が低いほど救急車発動件数が高いことから、低温
による人体への健康阻害の影響が小さくないことが分かる。
また高温が熱中症の発症要因であるこは明白だ。
温度による健康障害の対策は住宅の断熱性能を向上させる
ことが必要。これは住居の温度変動と人体の健康障害に明確
な相関関係があることからはっきりしている。
居間のような居室と、脱衣所・トイレといった自然温度室の
室温上昇、すなわち断熱性の向上が重要なのだ。
②光環境の影響
室内の適切な明るさは快適性に必須の事項だ。これはただ
明るいという意味ではなく、「明るさと暗さの対比が重要」。
日周期でこのリズムを整えることが基礎的な体調維持に有用
であること、入眠前の色が睡眠への導入過程に大きな影響を
持つことなどが示されている。
健康な住まいの為には、室内の明るさ・暗さを、生活リズムに
合わせて調整・制御できることが重要だ。

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