健康維持増進住宅 13 「浴室」

健康維持増進住宅シリーズ13
「浴室のリラックス・リフレッシュ効果」
日常の入浴は、体を温め結構を促進させる。精神的にもリラックス
させるなどの効果があります。また、朝の入浴は目覚まし及び
リフレッシュ効果が高くなります。
日本人は古くから温泉や家庭内の入浴に愛着を感じる文化をもって
います。これは、断熱性能が十分ではなく個別暖房を主としてきた
住居環境にも深くかかわっています。冷えた体を温める意味もあり
浴室での入浴文化ができたと考えられています。
入浴効果の研究では入浴やシャワーの適正温度が示されています。
浴槽浴では37度~39度のぬるめの湯に15分~20分程度つかる
ことで体の芯まで温まり、ストレスを低減させる効果があります。
シャワーは40度~42度程度の湯をあびることで交感神経を刺激し
目覚めを良くする効果があると報告されています。
反面、入浴によるヒートショックでの事故に繋がる危険性もあるので
注意が必要です。外気温の低い12月~2月にかけての事故発生数
は、夏季の10倍近くにも達しているのです。
入浴前の脱衣、低温浴室での洗体の間の急激な温度変化による
血圧上昇や、湯に浸かることによる血圧降下により、心疾患や脳血
管障害を起こす危険性があります。
これらのヒートショックへの対策として、住宅の高断熱化による温室
環境の向上、入浴前に洗い場へシャワー散湯して浴室温度を上昇
させるなどがあります。

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