全熱交換型換気扇について

光熱費1/2住宅(自立循環型住宅)シリーズ
換気設備計画の序章として全熱交換型換気扇のお話をしましょう。

全熱交換型換気扇をご存知ですか?

普通の換気扇は外部空気と室内空気を直接入れ替えします。冬季には冷たい空気が直接入り、夏季は熱い空気を直接引き込むため、換気による熱損失が生じて冷暖房負荷が大きくなります。そこで室外と室内の熱を交換しながら給排気するのが熱交換換気扇、熱と共に湿気も交換するのが全熱交換換気扇です。

熱交換または全熱交換型換気扇は寒冷地ではとても有効ですが、関東地方より南の地域では必ずしも省エネルギーに有効とはかぎりません。
採用する場合は以下の条件の一つ以上にあてはまるか確認が必要です。

1、平成11年基準以上の断熱性能で、隙間風が少ない気密化
されている住宅。
2、暖冷房を長時間かつ広範囲に行う場合
(全館冷暖房方式またはそれに近い場合)
3、計画換気量が多い場合(1回/h以上)
上記のいずれにも該当しない場合は熱交換機の送風機動力の電気代のほうが空調費増分より大きくなり省エネとはいえません。次に、関東地方の高断熱住宅で全熱交換型換気扇を導入した場合のメリットを考えてみましょう。

・冬季の暖房負荷が約1割削減されます
・断熱性、気密性が高いほど省エネ効果が高くなります。
住宅の気密性を向上させれば隙間風が減り、家全体の換気量のうち、換気システムを通過する空気の割合が大きくなるからです。

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