光熱費1/2住宅 給湯設備計画1

光熱費1/2の省エネ住宅(自立循環型住宅)シリーズ
前回の換気設備計画を掲載したのが6月23日だったので1カ月以上間が空いてしまいました。いかに忙しかったかが分かります。
今日は給湯設備計画のお話です。

(1)ポイント
・給湯エネルギーが住宅全体のエネルギー消費に占める割合は1/3程度もあります。給湯設備システムの省エネルギー計画の重要性が高いといえますね。
・給湯設備は、熱源・配管システム・給湯栓の3つで構成されます。戸建て住宅に採用される熱源は、ガス・石油・電気・太陽熱の4種類。気象条件や世帯構成と使用状況などの諸条件に応じて適切な熱源方式を選択し、できるだけ効率の高い給湯設備を導入することが有効な対策です。
・建設コストの問題はありますが、太陽熱給湯システムを採用すれば省エネルギー効果を格段に高めることだ可能です。

(2)目標レベル
 目標レベルは10%~50%のエネルギー削減です。給湯システムと省エネルギー効果の関係を次に示します。
 ・太陽熱温水器(俗に言う旭ソーラー)→10%
 ・太陽熱給湯システム         →30%
 ・潜熱回収型ガス給湯(エコジョーズ)→15%
 ・ヒートポンプ式給湯()→30%
 ・配管や浴槽の保温措置       →10%

上記のシステムを併用設置するとこで最大50%の省エネ効果となります。

(3)給湯設備計画の選択要件
①立地条件
 太陽熱給湯を採用するには、将来にわたり日照が確保できるかが重要です。
②都市ガス供給地域かどうかで採用すべき熱源に制約が生じます。
③水道圧力
 ポンプが付属していない給湯器では、浴室を2階に設置できない場合があります。
④設置スペース
 貯湯タンクが必要なシステムの採用は、タンクの設置スペースの有無が重要な条件となります。
⑤世帯構成
 単身や夫婦のみの世帯など、湯の使用量が少ない場合には、ガス瞬間式給湯機が適していると言えます。
⑥給湯箇所が多く、かつ同時使用率が多い場合は、高い能力の給湯器が
 必要です。
今日はここまで、給湯設備後半は後日お贈りします。

■光熱費0(ゼロ)のブログシリーズ目次リンク
1.建築家が考える光熱費ゼロ住宅
2.光熱費0(ゼロ)住宅
3.光熱費0住宅の試算値
4.光熱費0(ゼロ)住宅 ランニングコスト分析
5.光熱費0(ゼロ)住宅 イニシャルコスト検討
6.一般的な住宅で光熱費0を実現するには
7.光熱費0の省エネ住宅 一般の住宅分析
8.光熱費0の省エネ住宅 家庭の消費エネルギー比率
9.光熱費0住宅からCO2発生量0住宅へ

■光熱費1/2住宅のブログシリーズ目次リンク
0.自立循環型住宅への設計ガイドライン
1.自然風の利用
2.昼光利用
3.太陽光発電
4.日射熱利用 1
5.日射熱利用 2
6.太陽熱給湯
7.断熱外皮計画 1
8.断熱外皮計画 2
9.日射遮蔽手法 1
10.日射遮蔽手法 2
11.日射遮蔽手法 3
12.全熱交換型換気扇
13.換気設備計画 1
14.換気設備計画 2
15.給湯設備計画 1
16.給湯設備計画 2
17.照明設備計画 1
18.照明設備計画 2
19.照明設備計画 3
20.照明設備計画 4
21.照明器具配置の設計手法
22.高効率家電機器の導入1
24.水と生ゴミの処理と効率的利用 1
25.水と生ゴミの処理と効率的利用 2
26.水と生ゴミの処理と効率的利用 3
27.生ゴミ処理
28.電気やガスの1次エネルギー換算値
29.発電ロスと送電ロス
30.光熱費領収書からエネルギー消費量を求める方法
31.二酸化炭素排出量の換算係数
32.省エネルギー性や経済性の評価ツール
33.造形デザインと環境デザインを共に高める設計手法
34.省エネ、エコ住宅設計マニュアル
35.住宅の二酸化炭素排出量
36.熱エネルギーの単位
37.環境を測定する
38.設計フロー
39.開口部の設計
40.断熱仕様の設計1
41.開口部の施工費比較
42.経済性能比較
43.断熱仕様の設計 2
44.断熱仕様の設計 3

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コメント

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