照明器具、電球による省エネ効果

光熱費1/2住宅(自立循環型住宅)シリーズ
「照明設備計画3 手法1」
最近ニュースなどでLED照明の省エネ効果の高さについてご存知の方も多いでしょう。LEDや蛍光ランプなどの電球や、照明器具による省エネ効果の違いについて説明いたします。

(4)手法1 機器による手法
①省エネルギー手法と機器の対応
ニュースでは電球単体の省エネ効果だけを報道していますが、照明の省エネルギーを考える場合、光源および器具をどのようなものにするかが第一のポイントです。エネルギー消費だけでなく、求められる光環境を実現するために各機器の特徴を理解した上で採用することが必要なのですが、専門的すぎるのでここでは省略します。

②光源の種類と特徴
省エネ効果の高い代表的な光源の特徴を紹介します。一般に寿命の長い光源のイニシャルコストは高いのですが、ランニングコストを考慮すれば、結局トータルコストは小さくなる蛍光にあります。
・反射型ハロゲン
寿   命 → 一般電球の3倍(3000h)
消費電力 → 多い
発熱量   → 多い
光   色 → 電球色(3000K)
光にきらめき感があり、美観性が高い。ミラー形状により配光の異な
るタイプがあるため、ランプ交換時に配光を変えられる。
・電球型蛍光灯
寿   命 → 一般電球の6倍~8倍(6000h~8000h)
消費電力 → 一般電球の1/4
発熱量   → 一般電球の1/4
光   色 → 昼光色(6700K)、昼白色(5000K)、電球色(2800K)
・Hf蛍光ランプ(管形状)
寿   命 → 一般電球の10倍(10000h)
消費電力 → 少ない
光   色 → 昼光色(6700K)、昼白色(5000K)、電球色(2800K)
調光可能
・LED
寿   命 → 一般電球の40倍(40000h)
消費電力 → 最も少ない
発熱量   → 最も少ない
光   色 → 任意

③器具の種類と特徴
適切な光源と器具の選定をするうえで、配光曲線照度分布図が
参考になります。
配光曲線は、器具から出る光の広がり方を示したもの。配光曲線上の照度値(単位:lx)を読み取ることで、光の広がり方と明るさをある程度判断できます。
また、高反射器具や低汚染器具などの高性能器具を採用することで快適性と省エネルギー効果を高めることができる場合があります、

④機器単体による省エネルギー手法の例
光源や器具を高効率なものに交換したときの電力削減割合を示します。
・白熱天球(60W)→電球型蛍光ランプ(13W)  :78%
・一般蛍光ランプ(40W)→Hf蛍光ランプ(32W) :20%
・環型蛍光ランプ→Hf二重環型蛍光ランプ     :45%
・一般ハロゲンランプ→12V反射型ハロゲンランプ:41%
・一般ダウンライト→高効率反射型ダウンライト   :0%(明るさ30%UP)

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