健康維持増進住宅 23 「コミュニティと健康 2」

健康維持増進住宅シリーズ 23
「コミュニティと健康 2」
四万十川の上流に位置する高知県梼原町は、健康・教育・環境
を基本としたまちづくりを行っており、平成13年度に「森と水の
文化構想」を策定しました。
その構想の一環として「健康文化の里づくりプラン」が策定され、
地域一体の健康づくり活動が検針の受診率を高め、疾病を予防
し、各種死亡率を低下させています。
(4)健康とコミュニティの関わりを探る
梼原町で実施された2009年の調査をもとに、健康と住まい・
コミュニティとの因果関係の分析を簡単に紹介します。
分析結果は青壮年期と高齢層で大きく分類されています。
分析の結果、青壮年期、高齢層それぞれにおいて、「住まい・
コミュニティ」が「健康」に影響を与えていることが示され、住まい
の環境とコミュニティの環境を整備することの重要性が示唆され
ています。
また、青壮年期と高齢層では健康を規定するコミュニティ環境の
評価項目が異なる事から、その都市の年齢構成を考慮した対策
が必要となることが分かりました。
このことは、住宅とコミュニティとの関係を考える時に、住人の
年齢や周辺年齢構成を考慮した設計が必要だという事を示し
ています。

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