太陽光発電パネル設置・使用時の注意点

補助金と余剰電力の買い取り価格UPにより、爆発的に普及している太陽光発電。09年度の国内出荷量は08年度の2.6倍に達したそうです。
今日は太陽光発電パネル設置時及び設置後の注意点を紹介します。

①南側にマンションなどが建設される可能性はないか?
最も根本的で大きなチェック事項です。パネル設置予定の真南だけでなく、南東側と南西側にも将来高い建物が建つ可能性はないか確認しましょう。真南にの建物で影だできると発電量40%減、南西側の建物による影でも発電量が25%減少します。
パネル設置後に南側に建物が建設され、発電量不足の補償を求めた裁判も起こされていますが、基準法を満たした建物である以上、建物の建設は予測できたとして原告が敗訴しています。

②パネルの一部に柵などの影はかからないか?
パネルの一部でも柵などの影がかかると、発電量が大幅に低下します。1つのパネルに影がかかると、これにつながっている別のパネルを流れる電流も減ってしまうからです。

③パネル設置による雨漏り
屋根の上にパネルを設置したことによる雨漏りが以外に多いようです。メーカーや設置業者の乱立により、設置マニュアルの不備なども多く防水の確保が徹底されていません。

国土交通省は、リフォーム瑕疵保険を使ってパネルを既存住宅へ設置する際の施工・検査基準を公表しました。勾配屋根への設置ならば、垂木や母屋などに支持部材を取り付けるよう明記されています。

④パネル設置の構造確認
一般的な戸建て住宅では、構造確認しないままパネル設置することが多いです。その結果、パネルが風を受けて家が揺れるといった被害も生じています。

⑤10年以内に故障によるパネル交換が必要な確率13%
メンテナンスフリーとうたわれることの多い太陽光発電だた、実際には10年以内に交換する確率が13%あります。法律で点検が必要なのは10kW以上のシステムだけ、一般住宅用の3kW程度のシステムは、メーカー等の点検義務はありません。パネルは屋根の上など不具合に気付かない位置に設置されることが多いのも問題となっています。多くのメーカーは10年の保障期間を設けていますが、保障期間が過ぎた後で不具合に気付いたときに、保障期間内に不具合が発生したのかとうか確かめるのは難しいのです。毎月の発電量を記録し、不具合を早期に発見する必要があります。

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