発電ロスと送電ロス

光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ29
「発電ロスと送電ロス」
昨日は1次エネルギー換算値についてお伝えしました。今日は電気の発電と送電ロスについて解説いたします。
エネルギー消費量の表現方法には、1次エネルギー換算表示のほかに2次エネルギー換算表示方法があります。その場合の電力の換算係数は、3600kJ/kWhです。
1次エネルギー換算係数に対する2次エネルギー換算係数比
3600÷9830=0.366
は火力発電所において発電に用いられる燃料(石油や天然ガス)のもつエネルギーのうち、発電や送電時のロスを除いて家庭に届けられる比率を示します。

つまり、発電まえのエネルギーを100とすると、家庭に届くエネルギーは
36~37しかないということです。60%以上が無駄になっているのです。
従来型ガス給湯器の熱効率は80%、潜熱回収型ガス給湯器の熱効率が90%であることを考えると、電気は何にでも使える便利なエネルギーですがとんでもなく効率が悪いということが分かりますね。


そこで登場してきたのがヒートポンプ式給湯器(エコキュート)です。


エコキュートは投入エネルギー100に対し300の熱効率があります。
(あくまで計算上で、実際の使用方法によっては熱効率が下がる)
ここでいう投入エネルギーは2次エネルギーですので、これを1次エネルギーに換算すると、1次エネルギー100に対し111%の熱効率ということになるのです。地球にも家庭の財布にも優しい設備ですね。

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