2世帯住宅の税金について

○得、土地建物の税金ガイドシリーズ15
「2世帯住宅の税金について」
2世帯住宅では、親または子の単独名義、親と子の共有名義、
親と子がそれぞれ各自の名義とする3ケースが考えられます。
この3ケースについて、かかる税金を解説します。
①親または子の単独名義の場合
この場合の税金は子が単独で建築したときの税金を同じなので、
「所有地に住宅を新築したときの税金」を参照ください。
注意点としては、どちらかが資金援助を受ける場合です。援助分は
贈与とみなされ贈与税が課せられます。ただし親等からの資金を
贈与の場合、住宅取得時の非課税枠があり、通常は500万円、
2011年12月31日までは1000万円に拡充されています。
(基礎控除分を含めると500万→610万、1000万→1110万)
②親と子の共有名義の場合
共有名義とすれば贈与分の贈与税がかかりません。また、それぞれ
住宅ローンを組めば、住宅ローン控除も2世帯分適用されます。
相続時に相続税の課税対象となることを考えると、できるだけ子世帯
の名義分を多くしておいた方がいいでしょう。
③親と子、それぞれ区分所有とする
マンションのように区分登記すると、登録免許税、不動産取得税、
固定資産税などが安くなることが多いです。
区分所有には重大な要件があります。玄関を二つ設け、中で行き来
できないよう完全に分離しなければいけません。基準法では「長屋」
扱いとなります。
ではどのくらい税金が安くなるのでしょうか。
・不動産取得税は50m2以上240m2以下の場合、固定資産税評価額
から1200万円が控除されます。例えば、260m2の住宅を建てるより
130m2を2戸建てた方が税金が安くなります。
・土地の固定資産税の、敷地面積が200m2までの部分は固定資産税
評価額が1/6ですが、それを超える部分は1/3になります。2戸に
分けた方が小規模住宅用地の軽減措置を受けて税金が安くなります。
結論→延べ床面積240m2(73坪)以上の住宅を建てるなら、区分所有
にすれば50万円程の節税になるでしょう。

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