木材の強度とヤング係数について

木材研究シリーズ 5 「木材の強度とヤング係数について」
4回にわたりブログ掲載してきた木材研究シリーズ
今日は木材の強度についてお話します。
木材は同じ樹種であてもその強度は、節・年齢幅・比重等で
大きく異なります。この中で最も強度に影響するのは節です。
節の大きさや節の位置が最も強度に影響します。
木材の強度は、機械で圧力をかけて破壊(割れた時)した時
の数値で決まります。しかし全ての木材を破壊してしまっては
建築材量として使用できませんよね。
そこで、長年の研究から、ヤング係数という数値を測定すれば
おおよそ強度値が推定できることが分かり、現在はヤング係数
から強度を推定しています。
ヤング係数とは、たわみ難さを示す指標です、たわみ難いほど、
つまりヤング係数が大きいほど強度が大きい傾向にあります。
ヤング係数の測定方法は、木材の端を金づちでたたき、その
振動を測定して簡単にヤング係数を算出する機械が開発され、
ほとんどのプレカット工場に常備されています。
さて、話を木材の強度と節の関係に戻しましょう。
梁の最下部に横向きの節があると、強度的な欠損となります。
もし現場にそんな梁が納入されたら、交換か強度補強が必要
です。

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