健康維持増進住宅 28

健康維持増進住宅シリーズ 28 「断熱住宅と健康の関係」
先週受講したセミナー「健康・省エネ住宅による地域活性化」
の中で、慶應義塾大学理工学部教授 伊香賀俊治さんの講演
内容をお伝えします。
高知県に梼原町(ゆすはら)という地区があります。この地域
は高齢化率41%という40年後の日本が体験することになる
高齢化率の高い地域です。そして高齢化率が高い地域でも
ありながら医療費使用比率が低い、つまり健康度の高い地域
です。
この梼原町で、住宅と健康の関係、コミュニティーと健康の関係
などを住民に対する長期間アンケート調査で分析調査しています。
コミュニティーと健康の関係については、このブログシリーズ23
と24で紹介しています。
セミナーではその後の調査分析結果の報告がありました。
●調査の内容
「断熱住宅と健康の関係」
具体的には、次世代省エネ基準の断熱性能の住宅と一般住宅
の住民へアンケート調査を行っています。
●断熱住宅と風邪の発症率
断熱性能が高まるほど、風邪の発症率が低くなります。
昭和55年に建設された一般住宅と比べ、次世代省エネ基準
による断熱性能の高い住宅では風邪の発症率が19%低減。
●断熱住宅とアレルギーの関係
一般住宅から断熱住宅へ転居した方々へ、アレルギー関連
の有病率を調査したところ、疾病が改善されることが分かりました。
アレルギー性鼻炎  27%改善
アレルギー性結膜炎 33%改善
アトピー性皮膚炎   59%改善
気管支喘息      70%改善

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