自動販売機の節電効果を考えよう

福島原発事故による節電要望により注目を浴びている自動販売機。
特に石原都知事の発言が盛んに報道されています。私も自販機は
無くても死なないよな、消費ピーク時は冷却機能を停止してもいい
のではないかと思います。
感情論では議論するのはよくありません。実際どのくらいの節電
効果があるのかを調べてみました。
●自動販売機の消費電力
自動販売機1台あたりの消費電力は、概ね500W~1,000W程度です。
8帖程度の部屋のエアコンと同程度の消費電力ですね。
自動販売機には40W蛍光灯が2本から3本程度内蔵されており、
商品を冷却したり、加熱したりするための圧縮機を内蔵しています。
これらが常時運転しているため、自動販売機の消費電力は比較的
大きくなるのです。
●自動販売機の設置数
清涼飲料水の自動販売機は日本全国で252万台、東京都内には
87万台あるそうです。
●消費電力計算
都内の自動販売機87万台について、単純に1台あたりの消費電力
を1.0kW(1000kW)とした場合、87万kWの電力を消費していること
になります。0.5kWでは43万kW、最近は省エネタイプが普及している
ので実際は40万kWに近いと思われます。
福島第一原子力発電所1号機から6号機まで全ての定格電気出力
合計が469万kWですから、自動販売機が消費している電力量は大
きいということが分かります。
清涼飲料水メーカーの動きも早く、夏場は25%~33%の節電稼働
を行うと発表しました。輪番節電やピーク時に2~3時間冷却機能を
止めるそうです。冷却機能を停止しても、保温効果があるので冷たい
まま販売は可能とのこと。

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