光熱費1/2のエコ住宅 40 断熱仕様の設計1

光熱費1/2のエコ住宅(自立循環型住宅)シリーズ 40
昨日の開口部の設計に引き続き、今日は「断熱仕様の設計1」を解説します。
外断熱か充填断熱か、断熱材はグラスウールがいいのか発泡ボード系
の断熱材がいいのか、いや自然素材系断熱材がいいなど、断熱仕様と
いうと工法や具体的仕様の議論に偏りがちです。壁内結露も心配でしょう。
これら断熱仕様の個別比較の議論はあまり意味がありません。光熱費
1/2のエコ住宅を考えるとき、大切なのは家全体の断熱性能とその性能
を確保する場合の工事費用です。壁内結露を防止する理論と技術も確立
しています。
では断熱資料の設計について解説します。
①開口部(窓)の断熱性能
住宅の断熱性能は開口部(窓)を先に設定します。以外ですよね?
なぜなら、住宅から逃げていく熱の約半分は窓から逃げているという
現実と快適性の向上につながるからです。
一般的に使われている「アルミサッシ+複層ガラス」はアルミ枠部分
に結露が発生する事やコールドドラフト(不快な冷気)の問題から、
室内側が樹脂で構成されているサッシやLow-e複層ガラスなど、
1ランク性能を上げた設定をすべきです。(予算が許せば2ランクUP)
②障子やカーテン、雨戸
先の説明で、「アルミサッシ+複層ガラス」では性能不足だという話しを
しました。サッシ以外で断熱性能を上げる方法があるので紹介します。
雨戸やシャッター、障子やカーテンの設置により断熱性能を1ランクUP
させることができます。
③開口部の大きさ
開口部は熱が逃げていく部位ですが、同時に太陽の光(熱)を取り入れ
る部位でもあります。太陽の光は南側面の窓から入ってきます。この窓
の大きさをどのくらいにすれば最も効果的か?

「窓の面積=部屋の延べ面積×20%」に設定すれば最も効果的です。
8帖の部屋なら幅1.6m×高さ2.0mという大きさの窓になります。
昨日の説明で南側面の窓を真北プラスマイナス15度以内に設定しま
しょうとご説明しましたね。窓の方位がとても重要です。
断熱の解説を始めたのですが、開口部の設計の続きのような内容にな
ってしまいました。外皮断熱については後日解説いたします。

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