光熱費0(ゼロ)住宅 ランニングコスト分析

光熱費0住宅 光熱費試算

 

藤沢の業者へ提案した光熱費0(ゼロ)住宅についてさらに分析をします。
重ねて言いますが、光熱費を0にすることが目的ではありません。住人が我慢することなく光熱費を削減できる住宅は住環境性能が高く、体にも精神的にも快適な住宅になります。さらに地球にも優しい。そんな住宅を作ることが目的なのです。
敷地特性は一箇所ずつ違い、敷地ごとに最適のプランを作成しなくてはいけないのであまり意味はありませんが、今回提案したプランをUPしておきました。


さて、昨日公開した予想ランニングコスト(電気代)を分析していきます。この料金は東京電力一般契約日中の料金設定で計算しています。深夜電力は加味していませんし、太陽光発電売電の倍額買い取りも加味していません。さらに原発事故による値上げなんてものも加味していません。


光熱費を0にすることが目的ではないので、大よその額として算出しています。
年間予測光熱費100969円(8414円/月)、太陽光発電による発電量が106208円、両者合計が-5239円。


①暖房費:15761円
床壁天井の断熱性能を上げ、開口部の性能をUPさせたことで熱損失係数を2.1(W/m2k)としました。一般的な住宅では開口部からの熱損失が50%ありますが、開口部断熱性を強化したことで38%まで落としています。暖房費削減に貢献しているのは南面窓からの日射取得です、真南±15度の範囲に居室面積の20%程度の大きさの窓を設ければベストです。熱損失係数を2.1に高めたことで温度低下を抑えられるので寒い時だけの間欠暖房としてランニングコストを算出しています。


②冷房費:10611円
驚くなかれ、夏の日射熱の80%は窓から入ってきます。窓からの日射を遮蔽することがいかに冷房費の削減につながるかが分かりますね。予想冷房費はレースカーテンやブラインドなどを設置していない状態で算出した額です。レースカーテンやブラインドを設置すればさらなる削減が期待できます。設計上の留意点としては、夏の朝日は北側窓からも入ることを念頭に置く事。それから夏至の太陽高度だけでなく9月1日くらいの太陽高度も想定し、朝日から夕日まで考慮した日射遮蔽対策を施す事です。


③換気日:4550円
シックハウス対策の24時間換気費です。これはなかなか削減は難しいですが、自然換気している時には自動で換気機能が止まるような機能があるといいですな~


④給湯費:11097円
エコキュート(ヒートポンプ式給湯器)の給湯費用です。標準値はガス瞬間湯沸かし機の標準額です。太陽熱給湯器を導入して、さらにのそのお湯を暖房にも利用すればさらに削減が可能ですね。


⑤照明費:15999円
蛍光灯を基本とした算出額です。LED照明にすることで20%削減が可能でしょう。あと、不要な照明は付けない!!


⑥家電費:33033円
全般的に省エネタイプの家電で算出しています。それにしても結構高い電気代がかかりますね。以前、パナソニックのエコナビをブログで紹介しましたが、メーカーさんのさらなる省エネ対策が必要です。待機電力はなんとかしないと。


⑦調理費:9918円
IHクッキングヒーターで算出しています。


⑧太陽光発電:106208円の発電量
もし全量倍額買い取りしてくれたら年間20万円ですね。いま国会で先議中の自然エネルギー買い取り法案では、個人家庭の発電は余剰電力のままなので、これを全量買い取りにしてくれればあっという間に太陽光発電が普及するんだけどな~
今日はここまで、次回は光熱費0(ゼロ)住宅にするためのイニシャルコストについて解説します。

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