一般的な住宅で光熱費0を実現するには

光熱費0(ゼロ)の省エネ住宅 シリーズ6
前回までは自然エネルギーを有効活用した住宅の検討を行いました。今日は、断熱性能は次世代省エネ基準ですが自然エネルギーの有効活用をあまり意識せずに設計した住宅の光熱費について考えます。敷地ごとにプランを考えることのできないハウスメーカーの住宅や、パッッシブデザインの省エネ住宅ですと言いながら経験による感で設計している設計事務所の住宅がこの住宅にあてはまるでしょう。自然エネルギーを有効活用する住宅のプラニングは具体的数値による検証が不可欠。経験による感だけで出来るほど簡単ではありません。

さて本題です。
添付の表が次世代省エネ基準の断熱性能の普通の住宅のランニングコストを試算したものです。計算による具体的数値で住宅性能を確かめながら設計した住宅の年間光熱費が約10万だったのに対し約14万円と1.4倍の光熱費となりました。この光熱費分を太陽光パネルで発電するには4kwのパネルが必要です。


続いてイニシャルコスト増分をランニングコストの削減分で回収するには11.16年という試算も出しました。ちょっと現実的ではない回収年数ですね。もうひとつの問題は太陽光パネル4kw分を敷く為の屋根面積は30m2近く必要で、4kwのパネルを設置できる住宅はあまりありません。最初から太陽光パネルを設置することを考慮して屋根の設計をしておかないと無理でしょう。

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