気密が必要な理由 1

エコハウスの真実シリーズ 11 「気密が必要な理由 1」
さて今日から数回に分けて気密が必要な理由について解説する。
断熱の必要性は分かるが、気密すると息が詰まる、という設計者
が未だにいるように気密の必要性が正しく認識されていない。
前回のシリーズ10では空気は熱を運ばないという話をしたが、
これは媒体としての話で、熱せられた空気は瞬く間に上方へ移動
する。熱気球を見れば分かりますね。
気球は完全な気密がとれて熱気が漏れる事がないから空を飛ぶ
ことができる。
気密性の無い住宅ではどうだろうか?
温められた空気は屋根や壁上部の隙間からガンガンと外部へ逃げ
ていく。さらに悪い事に逃げた量と同じだけ1階床下や壁下から冷た
い空気を補充することになる。
つまり、暖房するほどに足元が冷たくなるのだ。これは一昔前の
日本の一般的住宅の構図だ。隙間風、底冷えという言葉で表現され
ているから納得できるだろう。
石油、ガスストーブ、薪やペレットストーブなどの高温の温風を作り
出す暖房器具はこうした悪影響が大きい。膨大な暖房エネルギー
を無駄に捨てながら、なおかつ寒い。
省エネ的にも住人の健康維持的にも良くないのは明白だ。

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