気密が必要な理由 3

エコハウスの真実シリーズ 13 「気密が必要な理由 3」
よく気密すると息が詰まる気がするという話を聞きます。
そう思う心理は分かりますが、そんなことはありません。
気密住宅で窒息した、なんて話はありませんよね。窓を
閉め切って生活する住宅は無いですし、気密すると息が
つまるなんてナンセンスです。
今日は気密と換気の関係について解説しましょう。
シックハウス問題が発生してから、住宅の24時間常時換気
が義務付けられました。住宅の居室には0.5回/時の換気
が必要です。
低気密の住宅では、換気扇の周辺からだけ外気が吸い込ま
れて、肝心の居室の空気は汚染されたまま滞留します。穴だ
らけの密室で1箇所から空気を吸い出すとどうなるか想像し
てみてください。空気はなまけものですから換気扇の近くの穴
からしか外気を吸い込みませんよね。
もう一つ問題があります。真冬の住宅では上下の温度差が
高くなるので、下は負圧、上部は正圧となります。つまり1階
から空気が流入して2階から排出しようとする力が強くなるの
で2階居室は外気の取り入れができなくなってしまいます。
この2点目の問題も気密を高めればクリアできます。
ここまでお話すれば分かりますよね。低気密のまま機械換気
しても汚染された空気は入れ変わらない。気密をとらないと
いうことは空気の質に責任を持たないということと同じです。

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