エコハウスの真実 33 自宅の省エネ改修計画

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エコハウスの真実 33 自宅の省エネ改修計画
昨日は自立循環型住宅の「既存住宅の省エネ改修ガイドライン」講習会
に出席してきました。講師は南雄三さんです。南さんは住環境などの
ジャーナリストで自らパッシブ省エネ住宅の計画にも関わっている方です。
興味深い話が沢山あったので講習会のお話は別の日にこのブログでご報告しましょう。
今日はエコハウスの真実自リーズ33です。
パッシブ設計、次世代省エネ基準の仕様規定で7年前に建築した我が家。
実際に計算してみると次世代省エネ基準の性能規定は満たしていませんでした。
設計事務所が設計する特殊な住宅は仕様規定ではなくQ値・μ値を計算
して性能規定を満たしているかを確認しなければ意味がないといういい事例です。
では、我が家を省エネ改修するには何をすればよいのでしょう?
これまでの分析結果から床暖房と給湯システムが突出してエネルギーを
消費していることが分かりました。第一の省エネ改修として暖房と給湯設備
を交換した場合にどのくらいのエネルギー性能になるかを検討した結果が
添付写真です。
暖房は床暖房ではなく普通のエアコン、給湯はエコキュートに交換したと
仮定して数値を算出しました。
この2点の改修だけで現状の46%減、現在1年間に実際に使用している
エネルギー量122.56GJが66.24GJへ激減することがわかります。
同規模の次世代省エネ基準住宅の平均が87GJですから、立派な省エネ
住宅になることが分かります。工事をする前にどのくらいのエネルギー消費
になるか分かるって凄くないですか?
経済性能、年間光熱費予想は12万8千円です。現在実際に支払っている
光熱費17万4千円から4万6千円減と予想できます。
エアコン1台を新設して給湯機をエコキュートに交換する工事費が50万程
ですから投資額の償却年数は50÷4.6=10.86年となります。
10.89年で回収できるなら工事しようと考えるか、10.89年もかかるなら
現状でよいと考えるかは考え方次第です。
明日は、そもそも設計段階で熱損失係数Q値2.7以下にするにはどのような
窓仕様にすればよかったのか?そして窓断熱性能UPに必要なイニシャルコスト増
は幾らくらいだったのかについて検討します。
■エコハウスの真実
1.住まいは夏を旨とすべし? 1
2.住まいは夏を旨とすべし? 2
3.ハウスメーカーの取り組み
4.ハウスメーカーの取り組み 追記
5.設計事務所の省エネ住宅1
6.設計事務所の省エネ住宅 2
7.設計事務所の省エネ住宅 3
8.設計事務所の省エネ住宅 4
9.工務店のエコハウス
10.空気は熱を運ばない
11.気密が必要な理由 1
12・気密が必要な理由 2
13.気密が必要な理由 3
14.気密が必要な理由 4
15.気密が必要な理由 補足
16.吹抜けに適した冷暖房機
17.冷暖房費を知るには
18.Q値とμ値って何?
19.Q値から暖房費を算出する 1
20.Q値から暖房費を算出する 2
21.μ値から冷房費を算出する
22.大開口の注意点
23.通風の効果
24.自立循環関東ゼミ 発表資料作成
25.自宅のQ値分析
26.Q値と温熱環境の関係
27.自宅のμ値分析
28.自宅のμ値と冷房費の関係
29.自宅のエネルギー性能
30.自宅の光熱費分析1
31.自宅の光熱費分析2
32.自宅の光熱費分析3
33.自宅の省エネ改修計画
■ブログ目次■
ブログ総目次 : http://moriken.p1.bindsite.jp/hobby/blog.html
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陽だまりと木陰で暮らす、地球と住人にやさしい家づくり
光熱費1/2のエコ住宅シリーズ
健康維持増進住宅シリーズ
土地・建物の税金ガイドシリーズ
敷地検討時の耳より情報シリーズ
断熱・気密など住環境関係情報
新アトリエ建設プロセス
住宅建設コスト解説
陽だまりと木陰で暮らす、地球と住民に優しい家づくり【マゴコロハウス】
一級建築士事務所 森建築設計:http://moriken.p1.bindsite.jp/
【省エネ・エコ住宅の設計手法】住環環境を具体的数値で評価する設計手法
神奈川県川崎市中原区等々力17-5 tel:044-744-1596
メールアドレス : morikentiku-mori@hkg.odn.ne.jp

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