凸窓ハウスのプランを再検討中です。昨日は喫茶店にこもってプランを検討し、ようやく光が見えてきました。
CAFEのような屋外テラスに面したキッチンが欲しいという要望を受けて先週から検討を重ねているのですが、これがなかなか難題です。総予算から建設できる施工床面積は決まっています。そのなかで要望を満たしながら必要な住環境性能を満足させなくてはいけません。
写真は要望を受けて様々なパターンを検討した平面図です。屋外テラスに面したキッチンが欲しいという要望を単純に実現したパータン。それでは他の諸室が狭く使いづらくなってしまうので、屋外テラスに見立てたダイニングスペースを設けたプランなどです。これらの検討を進めて次回の打合せで方向性を決めたいと思っています。
※住環境性能について
住環境性能を示す一つの数値としてQ値(熱損失係数)があります。Q値は各地域で必要な数値が決まっていて関東地方のほとんどはQ値2.7W/m2KでQ値は計算しないと分かりません。次世代省エネ基準で定められた断熱材やアルミサッシを使っていても、計算してみるとQ値は4.0しかないということがよくあります。住環境に関心が高い設計事務所でも知らないので注意が必要です。大開口のある住宅は特に要注意です。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
凸窓ハウス 契約後のプラン再検討

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