今日は常温で凍る蓄熱材を紹介します。
常温で凍る、と聞いただけで省エネに関心のある方だったらピピットアンテナが反応するんじゃないでしょうか。2011年度”超”モノづくり部門大賞を受賞したこの蓄熱材は3℃~30℃の特定温度で凝固するので、冷やし過ぎず、温めすぎず、効率よく熱を蓄わえることができます。
開発したのはJX日鉱日石エネルギー、商品名は「エコジュール」という蓄熱材です。
同社のホームページに記載されているエコジュールの特徴を転記します。
1、生活温度領域(3~30℃)の特定の温度で蓄熱できます。(その他の温度帯も取扱っています。)
2、狭い動作温度域で高い蓄熱量を有します。
3、非危険物です。(木材と同じ可燃性固体物で一定数量以上は指定可燃物となります)
4、原料のノルマルパラフィンは化学的に安定で、蓄熱性能の劣化がありません。
5、用途に応じて様々な形態・形状(固体、液体)に対応しています。
省エネ技術は日々進歩しています。省エネ・エコ住宅の技術も確立されたものではなく、発展させていくべきものなのです。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
エコジュール

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