大きな船底天井のある家 弁柄の塗装回数

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大きな船底天井のある家の現場監理にいってきました。不安定な天候が続いています、帰りの車中で集中豪雨にあいワイパー最大速度で走ってきました。
今日の現場では主に塗装色の確認をしました。弁柄塗装の塗り回数やH鋼塗装色などを全体的にコーディネートして決めました。
キッチン天井はハーベストパネルに弁柄3回塗り、強めに拭き取ることで下地の麦わら模様が浮き立ち立体感が出てきます。当初ハーベストパネルの表面をサンダ―やワイヤーブラシで荒らしてから塗装しようと思っていましたが、荒らすと塗料の吸い込みが強すぎて単調な色調となってしまうため、表面処理せずに直接塗装することとしました。
タモ練り付け合板仕上げの引き戸3枚の白塗装は、薄めに希釈した白ペンキを1回塗り拭き取り、艶消しクリヤー仕上げとしました。これも3種類ほどサンプルを作りましたが、ペンキの希釈量と拭き取りまでの時間により仕上がり感が微妙に変ります。引き戸周りのタモ無垢枠も1箇所白塗装としましたが、こちらは拭き取りなしで3回塗りとしました。タモ無垢材の油が塗料をはじき、拭き取りしないほうが木目が浮き立ちよい感じでした。
大型H鋼は日本塗料工業会 05-40V、赤さび色です。小型H鋼は75-85B、薄いグレー。照明BOX部はN90番 白で決定です。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

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