昨晩のウィンブルドン ジョコビッチ対フェデラーの対戦はいい試合でした。フェデラーの緩急と攻めの姿勢でフェデラーが勝利して3年ぶりくらいの決勝進出となりましたね。決勝が楽しみです!!
さて、その試合を横眼で見ながら、昨晩は町田のナチュラルハウスの設計見積りと温熱計算を行いました。
設計見積り額は予算の20万円オーバーですのでほんのちょっと調整すれば実現できるでしょう。
温熱環境計算については、最初にQ値とμ値の算出、その後年間消費エネルギーコストと年間光熱費を算出しました。写真は年間光熱費の予想額です。太陽光パネル無しでの年間光熱費は9万136円、太陽光パネル3.5Kwを設置した場合は+3万5816円という予測です。光熱費が0で毎年3万5千円の売電利益がでるという試算です。
ちなみにQ値は1.93W/m2K、μ値は0.036という結果でした。
次世代省エネ基準の4地域の基準値はQ値2.7、μ値0.07と基準は上回っていますが、目標値であるμ値0.03には届きませんでした。これは設計中に分かっていた事で1階南面の窓からの日射取得が大きいためです。窓上に庇を設ければよいのですがデザインとコストの関係で庇を無くして夏場は遮蔽シェードを掛けることにしたのです。そこで遮蔽シェードを掛けたと想定してμ値と算出すると→0.028.
見事目標をクリアしました。
Q値とμ値を計算で算出し、数字の持つ意味を理解していると、何をすれば数値が向上して温熱環境がどう改善されるかを提案し説明することができます。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
町田のナチュラルハウス 温熱計算

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