町田のナチュラルハウスの地盤調査を行いました。調査の翌日(昨日)速報データーが届き、地盤改良なしでいけることが分かりました。地耐力はやや軟弱な箇所がありましたが、軟弱な地層がごく薄いことと測定ポイントごとのバラツキがあまりないことから、ベタ基礎で計画できることとなりました。
現在の木造住宅は70%程度がベタ基礎で建設されていると言われています。T型の布基礎よりもベタ基礎のほうが剛性が強く基礎全面で荷重を支持できること、さらに防湿性能も高いことなどから採用されている工法です。
地盤が軟弱な場合は地盤改良が必要と分かりますが、やや軟弱なときはベタ基礎の採用は注意が必要です。
布基礎よりもベタ基礎のほうが基礎自重が大きく地面深くまで荷重の影響を与えるので不同沈下の検討が必要なのです。特に地耐力強度のバラツキが大きいときは布基礎のほうが不同沈下に対して有利であることもあます。
ベタ基礎一辺倒ではなく、建物重量を算出して接地圧の検討をすべきです。2階建てだった場所に3階建て住宅を建設するときなど特に注意しましょう。
住環境性能+Design住宅 森建築設計
町田のナチュラルハウス 地盤調査

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