日本の住宅寿命が短いのはハードの問題か?

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昨日はリビングデザインセンターOZONE主催のセミナーに出席しました。東京大学大学院 工学系研究科の松村修一さん講演のストックビジネスに関するセミナーです。
長期優良住宅は本当に長寿命なのか?
という私が常々疑問に感じていたことを端的にデーターを交えながらお話する松村氏の持論に一気に引き込まれてしまい、1時間半の楽しく貴重なお話を聞けました。
欧米の住宅寿命が60年程度なのに対し、日本の住宅は30年弱と言われています。そもそも本当に日本の住宅寿命は30年なのか?もし30年弱が本当だとしたら寿命が短いのはなぜか?
日本の寿命が短い理由の一つとして言われるのが「ウサギ小屋」です。日本の住宅は狭くて質が悪い。だからすぐに建て替えなければいけないのだという論法です。戦後一時期のバラック住宅は別として、日本の住宅は決して粗悪なものではありません。身の回りに、我が家は腐って倒れそうだから建て替えるという人はいますか?
私も常々思っていましたが、日本の住宅寿命が短いのはハードの問題ではなく人的な問題なのです。家族構成が変ったり、新しい家を好むという国民性が原因ではないでしょうか?
では将来も寿命は短いままかというとそうではありません。人口が減少し1世帯当たりの家族人数は3人以下という現状です。さらに不況でおいそれと住宅建設する資金は捻出できないことを考えると、必然的に住宅寿命は延びてゆくでしょう。
今日は時間切れでここまで、この話題は別の機会にゆっくりお話します。
おっといけない、写真は新宿のリビングデザインセンターで開催中の住宅模型展です。私の模型も展示してありますのでお時間ある方は立ち寄ってみて下さい。
住環境性能+Design住宅 森建築設計

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