居住時のCO2発生量0(ゼロ)住宅

昨日のブログで今年度の住宅用太陽光発電の固定買い取り価格が42円から38円に下がり、4kWの太陽光パネルを搭載すればCO2発生量が0(ゼロ)となる住宅計画が可能であることおをお伝えした。この記述がかなり曖昧だったので今日はもう少し詳細なデータ―で分析する。
モデル住宅の仕様を変更しながらどうすればCO2発生量が0(ゼロ)となるのかを分析した。
①基礎データ―
建設地は東京都町田市、延床面積86m2(26坪)、4人家族、熱損失係数Q値1.9、日射熱・通風利用は周辺障害の影響が少ない好条件の立地。日射取得、日射遮蔽、自然風の利用など自然エネルギーを有効に利用する設計プランとする。
②冷暖房換気設備
暖房:部分間欠暖房、高効率エアコン
冷房:部分間欠暖房、高効率エアコン
24時間換気:第三種壁付け排気機
③設備機器
給湯:ヒートポンプ式電気温水器、太陽熱温水器:4m2、シャワーや蛇口は節水タイプ、照明器具はLEDと多光式調光蛍光灯の併用、時間制御型瞬間湯沸かし暖房便座便器
④家電機器
2007年以降の高断熱型冷蔵庫、47型省エネタイプテレビ、省エネタイプ洗濯機、省エネタイプオーディオコンポ、電気ポットは使用しない、IHクッキングヒーター
⑤太陽光発電パネル
4kW
以上のような条件で試算した結果、エネルギー消費20.84GJ、光熱費-7万円、CO2発生量-29kgCO2
となった。この試算には乗用車の消費エネルギーは入っていないので家庭単位で考えると乗用車分がプラスになるが、乗用車以外では居住時のCO2発生量2(ゼロ)住宅が実現できる可能性が高いことが分かる、夢を語らずして現実にはならず!!

■光熱費0(ゼロ)のブログシリーズ目次リンク
1.建築家が考える光熱費ゼロ住宅
2.光熱費0(ゼロ)住宅
3.光熱費0住宅の試算値
4.光熱費0(ゼロ)住宅 ランニングコスト分析
5.光熱費0(ゼロ)住宅 イニシャルコスト検討
6.一般的な住宅で光熱費0を実現するには
7.光熱費0の省エネ住宅 一般の住宅分析
8.光熱費0の省エネ住宅 家庭の消費エネルギー比率
9.光熱費0住宅からCO2発生量0住宅へ

■光熱費1/2住宅のブログシリーズ目次リンク
0.自立循環型住宅への設計ガイドライン
1.自然風の利用
2.昼光利用
3.太陽光発電
4.日射熱利用 1
5.日射熱利用 2
6.太陽熱給湯
7.断熱外皮計画 1
8.断熱外皮計画 2
9.日射遮蔽手法 1
10.日射遮蔽手法 2
11.日射遮蔽手法 3
12.全熱交換型換気扇
13.換気設備計画 1
14.換気設備計画 2
15.給湯設備計画 1
16.給湯設備計画 2
17.照明設備計画 1
18.照明設備計画 2
19.照明設備計画 3
20.照明設備計画 4
21.照明器具配置の設計手法
22.高効率家電機器の導入1
24.水と生ゴミの処理と効率的利用 1
25.水と生ゴミの処理と効率的利用 2
26.水と生ゴミの処理と効率的利用 3
27.生ゴミ処理
28.電気やガスの1次エネルギー換算値
29.発電ロスと送電ロス
30.光熱費領収書からエネルギー消費量を求める方法
31.二酸化炭素排出量の換算係数
32.省エネルギー性や経済性の評価ツール
33.造形デザインと環境デザインを共に高める設計手法
34.省エネ、エコ住宅設計マニュアル
35.住宅の二酸化炭素排出量
36.熱エネルギーの単位
37.環境を測定する
38.設計フロー
39.開口部の設計
40.断熱仕様の設計1
41.開口部の施工費比較
42.経済性能比較
43.断熱仕様の設計 2
44.断熱仕様の設計 3

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