200万円の追加投資でCO2発生0(ゼロ)住宅

昨日のブログでは消費エネルギー1GJ(ギガジュール)削減するためのコスト、二酸化炭素排出量1kgCO2削減するためのコスト、という形で太陽光設備の費用対効果を示した。この分析で注目したのは消費エネルギー削減コストは太陽光給湯設備が太陽光発電パネルの2/3と太陽光給湯設備のほうが有利なのに対し、二酸化炭素削減コストは逆に太陽光発電パネルのほうが有利であることだ。費用対効果が逆転する理由は発電したエネルギーが家庭に届いたときには約40%になってしまう送電ロスによる。
追加投資費用は、太陽光パネル4kWが154万円、太陽光給湯が35万円、窓仕様UP費が11万円。トータル200万円で居住時のCO2発生量0住宅が可能だ!!
費用対効果という意味では最も効果が高い建築技術による削減効果についての分析を忘れていた。高断熱・高気密・コンパクト設計、日射取得・日射遮蔽・通風利用などの建築技術だ。これらの技術による二酸化炭素削減効果は600円/kgCO2であり、太陽光パネルの2/3の費用で二酸化炭素を削減できる。

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