遮熱シートの効果が現場で測定

現場の監理では様々な知識が必要です。写真は現場に搬入された木の含水率を測定しているところです。
住宅の木は構造材と造作材、また使用する部位によって適正な含水率があります。床下は20%程度ですし、室内表し部分は15%程度です。監理指針としては現場に納入された時点で25%以下という基準もございます。含水率を測定し、手で持ってみてその重量感を実感する。そんな事をしていると持っただけで感覚が身についてきます。
もうひとつ、現場で実測してみたかった事があります。屋根の遮熱シートの効果です。進行中の現場があるので早速実測してみました。外気温は32度、薄曇りという条件での測定です。
・屋根ガルバリウム鋼板表面 :50度(遮熱塗料、こげ茶色)
・野地板裏面 : 37度
・通気層下の下地合板 : 32度
・屋根断熱材の室内側 : 30度
外気温が32度なので通気層下の下地合板が32度というのは当然です。逆に言えば野地板37度の熱は伝わっていないませんでした。これが遮熱シートの効果なのか、通気層の効果なのか、今後確認したいと考えています。
設計数値を実測して確認する。温度や湿度だけでなく現場主義の森建築設計です。

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