昨日、昨年末に横浜市で竣工した「凹窓ハウス」の一年検査へ行ってきました。竣工から約1年が経過し、暖かく味わい深い住宅へと成長しておりました。
一年検査では建具の開閉や内外各部の調査を行い問題箇所をピックアップしました。一番の懸念事項は雨のはね返りが当たる部分の外壁仕上げの劣化でした。通常見られない現象なので、外壁を施工した業者を呼んで後日再調査を行い是正工事を行うことにしました。雨漏りや構造的な欠陥につながるような点は他には無く、内壁入り隅の隙間や建具ソフトクローズ金物の交換など数点を施工した工務店で修理してもらいます。
1年検査にあわせ昨日は室内温湿度なども測定させていただきました。
1階廊下:温度16.6度、湿度38.5%、床・壁・天井表面温度15度~16度
2階ダイニング:温度16度、湿度35.2%、床16度、壁18度、天井19度
という結果でした。1階、2階とも寒いといは感じなかったのですが、温度実測してみると16度、検査前から奥様がお部屋の掃除をされており2階窓を開けていたことから低い温度結果だったようです。湿度が低い原因も窓の開放が原因と予想しています。次回お伺いしたときに再度実測させていただき分析する予定です。
2階リビングとダイニングは16度という室温のなか陽だまりのような暖かさを感じました。
凹窓ハウス 温湿度測定

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