
昨日は「横浜の二世帯住宅」の基本設計打合せを行いました。前回の打合せで親世帯のプランが固まり、昨日の打合せでは子世帯プランの修正プランについてお話しました。写真は打合せで使用したプランを説明するためのコンセプト模型です。
前回の打合せで出たご要望、なるべく大きなLDK、吹抜け、キッチンカウンターと一続きのダイニングテーブル、子供室は4.5帖程度欲しいなどを実現するために再検討してきました。キッチンと洗面脱衣室入り口部分の床を15センチ下げ、キッチンカウンターとダイニングテーブルを一続きとし、洗面脱衣室と浴室上のスタディースペース床とLDスペース床との段差を小さくして一つの大きな空間と感じるようにしました。その空間を強調するものが吹抜け上の斜め天井。この斜め天井は2階子供室南側と北側ロフトを中間に位置する部分で、子供室を大きく見せるという意味もあります。
斜めの天井と床は、各室の南北通風を可能にする。斜め天井部に照明を当てることで間接照明の効果を得る。洗面脱衣室上のスタディースペースとLD部分の一体感を高めながら、南側斜め壁を見たときに明るく感じる。子供室南側窓の光を北側ロフトへ導く。単純な四角い吹抜けでななく斜め天井を与えることで空間に動きが出て楽しいなど様々な効果を得るよう考えたものです。
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