高断熱サッシの結露について

日経ケンプラッツに窓結露に関する記事があったので紹介します。窓にびっちり張り付く結露水は気持ちいいものではないですよね。実際、木部の腐れやカビの発生など建物の耐久性や住人の健康性に影響を与えることもあるのです。住宅を建設するときに結露防止のために高断熱サッシを採用したという方も多いのではないでしょうか。
今日ご紹介する記事は高断熱サッシでも結露が発生してしまったというものです。結露発生はガラス部と枠部分で分けて考える必要があります。まずはガラス部。東京や神奈川など比較的温暖な地域では、外部温度が0℃のときにガラスの室内表面温度が9℃以下になると結露が発生する可能性が出てきます。複層ガラスの間にあるスペーサーという部材がアルミか樹脂かにより表面温度が3℃変わります。この3℃が大きくて、アルミスペーサーだとガラス周囲に結露が発生し、樹脂スペーサーでは結露しないという結果となります。
次に枠材の違いを説明しましょう。窓枠の材種は木、アルミ、樹脂、アルミ樹脂などがあります。木と樹脂枠は結露しませんが、アルミ枠とアルミ樹脂枠は結露が発生します。アルミ枠の結露はみなさん馴染み深いと思いますが、外側アルミ内側樹脂という複合枠も間に挟むスペーサーを通して冷熱が伝わり内側の樹脂枠が9℃以下となって結露するのです。熱を伝えにくいスペーサーを組み込めばよいのですが、日本のサッシメーカーではそのような製品がありません。ここはサッシメーカーに商品開発してもらいたいところです。
最後に、窓単体の問題ではありませんが、窓と窓を固定する周囲の木枠の間に隙間にも注意が必要です。隙間に断熱材を重点しないと窓枠裏やボード裏で結露して構造体への被害や仕上げ材へのカビ発生などの問題が生じます。
元記事のケンプラッツでは対処法なども紹介されているので興味ある方はご覧ください。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140305/653958/?P=1

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