錦織圭 バルセロナ・オープン優勝!!

男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・サバデルは27日、シングルス決勝戦が行われ、第4シードの錦織圭(日本)はノーシードで勝ち上がったS・ヒラルド(コロンビア)を6-2, 6-2で下し、今大会初優勝、今季2勝目を果たした。錦織にとってはツアー5勝目、クレーコート初優勝、さらにヨーロッパでの初優勝である。
試合は昨晩11時開始予定だった。子供を寝かしつけながら不覚にも一緒に寝てしまい午前2時半に目を覚ましたときにはすでに試合終了していた。なんせゲームスコアは6-2,6-2のストレート勝利だったのだ。錦織は第一セットで最初のサービスゲームをブレイクされた以外は終始ストロークを支配して圧倒したようだ。このバルセロナ大会では錦織の驚異的なデーターが錦織の類い稀なリターン力を示している。相手のサービスゲームを破ることをブレイクと呼び、男子テニスでは1回のブレイクでそのゲーム獲得に大きく近づき、2回ブレイクすればほぼ100%そのゲームを獲得できる。クレーコートは球足が遅くなりブレイク率が高まるとはいえ、錦織はこのバルセロナ大会で相手のサービスゲームブレイク率は50%を超えているのだ。
大会終了後、錦織のATPランキングは12位に上昇する。9位の選手までは僅かなポイント数なので、故障さえなければTOP10入りはほぼ間違いないだろう。TOP10選手として出場する全仏オープンが現実的になってきた。そしてその先の4大大会優勝へ、夢は大きく膨らんできた。

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