錦織圭 夢が破れた訳じゃない

テニスの4大大会最終戦、全米オープン男子シングルスの決勝が行われ、錦織圭(24)はマリン・チリッチ(25)に3−6、3−6、3−6のストレート負けした。決勝は昨日の朝6時開始、約2時間で決着した。錦織の四大大会初優勝への期待が大きく膨らみ、日本全国で大フィーバーとなっていただけに落胆も大きく、とても昨日ブログ更新する気持ちになれなかった。錦織は準決勝までの躍動感あるプレーが影を潜め、終始硬さのあるプレーとなり絶好調のチリッチから試合の流れを手繰り寄せることはできなかった。チリッチは生涯最高のテニスだったと思う。決勝戦という舞台でそんなプレーを見せたチリッチを称賛する他ない。
試合後の松岡修造さんのインタビューで彼は語った、「最高の状態のチリッチでも、圭なら勝つことができると信じていた。あえて言いたい、圭もっと強くなれ」
大熱戦を3戦戦った体力の疲弊、決勝でランキング下位であり5勝2敗と勝ち越している相手との一戦に必要以上に緊張してしまった、未体験の四大大会決勝の舞台、錦織が力を出し切れなかった原因は様々あるだろう。確かに準決勝までの錦織ならば第二セット以降は五分五分の展開に持ち込んで勝利することもできたと感じる。すべては”たられば”でしかない。
今年最後の4大大会は9年ぶりにBIG4がいない決勝という世代交代を象徴するものとなった。といってもBIG4の力が衰えたということではないので錦織はさらに強くならなくては決勝の舞台に戻ってくることはできない。昨日の敗戦が錦織にとって大きな経験となりいつか夢の4大大会制覇を実現することを願っている。
錦織の勝利に涙し、敗戦に涙した夢のような2週間であった。

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