太陽光発電買い取り制度の破たん

写真は先週の神奈川新聞の見開きだ。
右は自然エネルギー(主に太陽光)発電の買取り制度を見直すというもの。ネットニュースでも大きく伝えられたのでご存知の方も多いことだろう。九州電力が大規模太陽光発電との契約手続きを中断し、買い取り価格が高めに設定された制度自体が破綻しているという。さらに自民党の原発推進派からは原発が再稼働すれば買取制度そのもnが不要との声も出ている。
左は今のまま温室効果ガスの排出が続くと、今世紀末には世界の平均気温が最大4.8度上昇するという記事だ。過去100年で世界の平均気温上昇は確か1.8度なので最大4.8度の上昇が危険な数字であることがよくわかる。両記事を見開きで同時に目に入るように並べたのは神奈川新聞の意図だろう。
現状の買取り制度の甘さは当初から言われていた事なので驚きはないが、再生エネルギー普及の難しさが明らかになったのだ。建築業界に身を置く者として真剣に考えなければいけない問題だと改めて感じた記事である。

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