
小笠原ペンション計画の内観パースを作成しました。ペンション計画といっても住居部分とペンション部分の間に階段が挿入されて一体となるような計画です。昨日完成したのは住居部分の内観パースです。写真はリビング部分からダイニング、キッチン方向を見たパースになります。キッチン部分の軸が他とはやや回転しているのが分かるでしょうか。同様に天井吹抜けも回転させています。吹抜けの上にはシーリングファンを設置します。
小笠原で建築するときの大きな問題の一つは建設コストです。資材は全て船で運び現場で出たゴミも内地に持ち帰らなくてはいけません。さらに職人さんの宿泊費なども加算されてきます。内地と比べると1.5倍くらいの建設費になってしまいます。1.5倍は木造の場合で鉄骨やコンクリート造の場合はさらに割増となるのです。そんな事情から建築仕様は内地でいう建売仕様に近いもので考えないといけません。
建売仕様で出来ることを一生懸命考え、グリッドを回転させるという案を提案させてもらいました。回転させることから生まれる三角スペースを上手く使いながら空間に楽しさを演出するよう考えています。
あっそうそう、いま小笠原には「滝川クリステル」さんが訪れているそうです。テレビと変わらぬ綺麗なお姿をフェイスブックで拝見しました。今日は宿泊室部分の室内パースを完成させる予定ですが、著名人も選んでくれるようなペンションを完成させなくては。
コメント