
昨日は「横浜の二世帯住宅」の内装仕上げ品番打合せを行いました。現場工事中の室内ボリュームを体感し再検討した内装仕上げ品番をご提案させてもらい承認いただきました。写真は子世帯のLDK室内パースです。子世帯の特徴となっている1階天井から2階廊下へと続く斜め天井部分を濃い茶色の木目クロスで決定しました。壁の白、水平に伸びる2階廊下の梁と手摺、ダイニングテーブルと一体となるオリジナルキッチン側面はタモ集成材を染色して天井と同じような濃い茶色とします。濃い茶色と木生地色が立体的に交差するようデザインしました。
建て主様が最も懸念されていたのは濃い茶色の天井で暗く感じないかということでした。この点については人間の明暗の感じ方をご説明して承認いただきました。人間は正面壁の明度により明るさを認識します。天井が暗くても正面の壁が明るければ明るいと認識するのです。逆に床や天井が明るくても正面の壁が暗いと暗いと感じてしまいます。
最終決定した仕上げ品番です。
外壁:フッコー マジックコートSP H8K柄 TS279色
内部床:子世帯 スギゴコチ 杉 赤身勝ち節有 15×145×4m
親世帯 パナソニック フィットフロア ナチュラルウッドタイプ ナチュラルオーク色
内部壁:EMMAX メルシーライト HS-1色 コテなみ残し柄
内部天井:リリカラ LN-9329,LW-312(濃い茶色)
建具面材:アイカ マーレスⅡ W色(一部C色)、特注部 アイカ ポリBB-403
キッチン扉:アイカ メラミン TI-2225
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