
「町田のナチュラルハウス」が雑誌掲載されました。今回は竣工した4件の住宅の建て主様を集い座談会形式で設備機器の成功と失敗について語り合ったという内容です。
町田のナチュラルハウスの建て主様は正方形のアイランドキッチンなどについて設計中の苦労や竣工後の楽しさについてお話されていました。
住宅建設は一生のうち1度や2度という方が多い中、設備機器はとかく高機能なものやデザイン性に優れたものを選びがちです。年間数軒の住宅設計監理をしている私は、建て主様のご希望を認識しながら10年後、20年後に後悔しないようアドバイスさせてもらっています。竣工後12年経過した我が家では、デザイン性に優れた蛇口の部品交換で普通の20倍の修理費が必要な事を知り、高機能便器は10年も経過すると不具合も出てきます。このような経験から長所短所を的確に伝え建て主様に判断をしていただいています。
設備機器だけでなく、住宅建設は30年、40年先を見通す力が必要だと思います。
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