断熱の目的を明確にして論理的に考えよう

住宅の断熱性能をアップしたい場合、どこから手をつければいいでしょうか?
「断熱するならコスパと快適性から考えよう」という松尾設計室(兵庫県明石市)の松尾和也さんの記事が日経ケンプラッツに掲載されているので紹介します。
※元記事:
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20150119/689335/?P=1
松尾氏いわく、その順序は、(1)窓、(2)換気、(3)外壁の順です。
これは私も同意見です。
快適性及び省エネ性の観点から考えて最低基準と言える平成11年告示(次世代省エネ基準)の断熱・窓仕様からどこを強化すべきか?
と考えた場合には(1)に窓、(2)に換気、(3)に外周断熱の順になります。そのなかでも窓強化による快適性の向上度はとても大きく、なにはなくともまず窓強化が必要です。アルミサッシ普通複層ガラスの窓仕様を、アルミ樹脂Low-Eペアガラス仕様、さらに樹脂サッシLow-Eアルゴンガス注入仕様に性能をUPしていくと、窓の室内側表面温度は1.5℃~2℃づつ上がります。体感温度が高くなり、コールドドラフトによる上下温度差も小さくなり快適性が向上するのです。

昨年末にこのブログで解説した断熱性能シリーズでより詳しく書いていますので是非ご覧ください。

断熱性能解説
断熱性能の基本的知識
暖房室と非暖房室の温度差
断熱性能と暖房している部屋としていない部屋の温度差の関係を解説
断熱性能別の早朝室温
断熱性能と前夜から明朝までの温度低下の関係を解説
断熱性能とコストの関係
断熱性能を向上させるためにかかるコストを解説
年間冷暖房費
年間冷暖房費の試算値
無暖房住宅
無暖房住宅は夢じゃない、日射のみで自然循環する室温
蓄熱住宅
蓄熱効果を加えることで室温が安定しさらに快適になる
断熱性能と健康性の関係
断熱性能が向上すると住人の健康性も向上する
まとめ
1回~9回の総まとめ、1ページですべての関係が分かる

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