省エネ計算連続勉強会で計算方法を解説
神奈川県建築士会 技術支援委員会 建築環境部会主催の連続勉強会を開催しました。昨日はその第二回目、3m角のシンプルな箱に窓1か所というモデルを使い、「外皮平均熱貫流率UA値」と「平均日射取得率ηA値」の算出方法を説明しました。
外皮計算は難しくはないのですが馴染みのない設計者にとっては余計な作業となり取り組みが遅れています。最近発刊された日経アーキテクチャーでのアンケート結果では省エネ計算できると答えたのは全体の約50%でした。省エネ計算方法のセミナーは様々な機関で開催していますが、ほとんどが一方的な説明に終始して結局実務では使えないということがほとんどです。そこで考えたのが基礎からじっくり学ぶ連続勉強会です。計算方法、計算の意味、数値の意味、単位の意味、面積算出方法、四捨五入ルールなどをゆっくりじっくり解説し、参加者からの質問回答に多くの時間を割いています。
この勉強会に全回出席すれば必ず省エネ計算できるようになり、計算結果の意味をクライアントに説明できるようになる!!
上記を木曜に企画した勉強会です。
次回以降のスケジュール
計算方法を理解して外皮性能を算出できるようになっても、実体験しないとどの程度の温熱環境なのかは自分の言葉で説明は難しいです。この連続勉強会では実住宅の体験会も行います。次回以降下のスケジュールとなっているのでご参加希望の方はこのブログにコメントをお送りください。
体験会 9月12日12時~スマートウェルネス体験パビリオン体験会(夏)
第三回 10月7日、体験住宅の外皮性能計算方法の解説
第四回 12月2日、一次エネルギー消費量算出プログラム解説
体験会(冬)日程未定
ご参加は建築士会会員だけでなく一般の方の参加も可能です。参加費は建築士会会員1千円/回、一般2千円/回です。