スマートウェルネス体感パビリオン見学

昨日、建築士会 環境部会の連続勉強会のプログラムとして鶴見駅近くにあるスマートウェルネス体感パビリオンを見学してきました。連続勉強会は全4回の温熱計算解説と2回の実物件体験のプログラムとなっています。すで2回の温熱計算解説が終了し、昨日は夏の実物件体験会を行ったのです。昨日は温熱勉強会に参加されている方々のうち12名に参加いただきました。下の写真はパビリオンエントランスホールを撮影したものです。

スマートウェルネス住宅ってどういう住宅がご存知でしょうか?
スマートウェルネス住宅とは、エネルギー効率の良い住宅(=スマート住宅)と安心で安全、健康に暮らせる住宅(=ウェルネス住宅)の2つの性能を持ち合わせた「人と環境にやさしい家」のことです。エネルギーを上手に扱うだけでなく、健康や安心、さらに節税効果も見込めます。

写真はパビリオン体験前に参加者の方々に説明しているものです。写真と言っても普通の写真ではありませんね。サーモグラフィーといって表面温度を可視化したものです。中央の+部分が25.6℃と表示されています。館内は24℃程度と結構低めの温度設定でした。当然のことながら人は温度が高いので明るいオレンジ色で表示され、温度が低い部屋奥部分が紫色として表示されています。左上に「FLIR」と表示されているのが分かるでしょうか。スマホに接続できる測定器なので興味ある方は検索してみてください。

パビリオンはスマートウェルネス住宅の基本を学ぶことができるセンター棟と、2棟の住宅棟があります。次の写真は住宅等の壁面と窓を撮影したものです。昨日はあいにくの曇り模様だったので壁面温度と窓温度はほぼ同じでした。本当は日射が差し込むような中で見学したかったです。
見学会実施前に行った温熱性能は下記になります。
1号棟:Ua値0.52、ηac値1.9
2号棟:Ua値0.50、ηac値1.4

2棟の性能の差はあまりありませんでした。性能差の体験というよりもパビリオン事業主であるナイスグループのモデルハウス的な印象が強かったです。

夏ですのでηac値に注目しました。1号棟の室温は約24.5℃、2号棟の室温は約22.5℃と2℃の差がありました。ηac値は日射取得率ですので値が大きいほど日射熱が室内に侵入することになります。2棟のエアコンの温度設定が同じだそうなので、室温の差はηac値の違いによるものかもしれません。ηac値から室温を計算できるので後日続報をお伝えします。

 

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