台風の爪痕 川崎市民ミュージアム

台風19号の被害状況が大きくなっています。河川の氾濫や決壊による浸水、下水の逆流、道路や橋が分断され各自治体では被害状況を正確に把握できないのでしょう。私が住んでいる川崎市中原区の等々力町内会でも地盤が低い区画は浸水被害が発生しました。武蔵小杉駅周辺の冠水は盛んに報道されていますが、小さな床下浸水程度ではまったく報道されないため川崎市民でも被害をまったく知らないことでしょう。おそらく日本各地にこのように報道されていない被害が無数にあるのだと思います。

写真は川崎市民ミュージアムの車道を今朝10月15日に撮影したものです。我が家から歩いて3分の施設ですがこのような現状にあることを全く知りませんでした。冠水しているのは地下収蔵庫へ至る車道です。車がスロープで侵入して地下に入る車道ですので、付近の地盤から4mほど低くなっていて周囲の流れ込んで水が溜まってしまったようです。

次の写真は車道から地下室へ入るシャッターです。雨水の汚れが線が現状水面より1mくらい上部に跡が残っているのでおそらく地下室の天井くらいまで浸水していたと想像できます。川崎市民ミュージアムのホームページでは「台風19号の影響で当面の間休館いたします」と表示されていますが明日以降休館を知らずに来館する人も多くいるでしょう。とりあえずツイッターで情報発信しました。

現場には国土交通省のポンプ車が4台横づけされて排水作業を行っていました。

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