横浜の高性能住宅 断熱工事セルロースファイバー

横浜の高性能住宅の現場状況をお伝えします。前回の現場状況ブログで上棟をお伝えしてから2か月が経過し断熱工事が完了しました。現在は床フローリングと壁石膏ボード張りまで完了しています。

さて、今日は断熱工事の説明です。横浜の高性能住宅では外周壁と屋根下にセルロースファイバーを採用しています。壁には105mm、屋根下には300mm近くのセルロースファイバーを吹き込みました。1枚目の写真はそのセルロースファイバーの原材料です。

セルロースファイバーには2種類の吹込み方法があります。吹込み後に硬化するタイプは所定厚さよりも厚めに吹いた後に漉き取ります。硬化しないタイプはシートを張った後に一定間隔に開けた穴から吹込みます。この現場では後者の方法で吹込みしました。2枚目の写真は吹込み後の確認状況です。

3枚目の写真は吹込後の状況です。右壁の白いシートから電気配線が出ているのが分かるでしょうか?
セルロースファイバーは1回の吹込みで完了するのでその前に電気配線とBOX工事を行う必要があります。逆に考えると電気BOXの裏まで隙間なくセルロースファイバーが充填されます。

4枚目の写真はセルロースファイバー吹込み後に防湿シートを張った状態です。この後、窓回りやダクト回りに防湿テープ張りを行い気密性能を高めます。セルロースファイバーは調湿性能があるので気密シート張りしなくても壁内結露しないという考えもありますがこの現場では定常結露判定の結果に従い気密シート張りを行っています。

上の写真は気密シート張り後の気密テープを確認したものです。コンセントBOX回り、シート重ね部分、窓回りなど隙間が生じないように気密テープ張りしています。

壁断熱終了後に屋根下のセルロースファイバー吹込みと気密シート張りを行いました。300mm弱の厚みから自重で下がってくるので板で抑える工事をしています。屋根下は梁や束があるので気密確保が特に難しいです。この現場ではセルロースファイバー施工業者が気密シートと気密テープ張りまで完璧に行ってくれました。

次の写真は内部床の付加断熱後のものです。一般的な大引き間の充填断熱に加えて30mmの発砲系断熱材を敷いています。写真左側の床に敷いていある「U」の文字が見える部分が30mmの断熱材です。この現場ではネオマフォームという断熱性能の高い発砲系断熱材をシア用しました。この断熱材を上にラジアータパイン無垢フローリングを張っている状況です。

断熱工事としては最後の説明になります。外周壁内部に充填したセルロースファイバーに加えて壁でも充填断熱しています。内部床と同じネオマフォームというボード状の断熱材を隙間なく貼り込み、その上に通気胴縁を施工した状態です。この現場では厚み20mmのネオパフォームを張りました。木の胴縁の間に見えるグレーの部材はモルタル塗りするための補助胴縁です。

最後に、断熱工事ではありませんが屋根工事を紹介します。ガルバリウム縦ハゼ葺き片流れの屋根先端加工後の写真です。片流れ先端は雨水が侵入しやすい箇所になるのでBOX型のカバーを設置することが多いです。BOX型だと下から見上げたときに箱が目立ちぼてっとした印象になってしまうので、先端を薄く曲げ加工したもらったカバーを設置してもらいました。屋根や壁の先端、廊下の正面、壁のコーナー、窓回りなどはデザインの要なので重要です。

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