小田原のバウビオロギー住宅 配筋検査

小田原のバウビオロギー住宅

2021年末になりますが基礎の配筋検査を行いました。みなさん見慣れた基礎とちょっと違うのではないでしょうか。

近年では「べた基礎」と呼ばれる工法が一般化しています。水平の床部分まで一体でコンクリートで作る工法です。べた基礎では建物下に「土」が見えない状態となるのです。

こちらの住宅で採用した基礎は「布基礎」と呼ばれる工法です。柱壁下に逆T字型の基礎を連続して作り、壁のない島の部分は土が残るのです。ですので鉄筋で囲まれた区画内に土が山になって残っています。

私自身布基礎の採用は数年ぶりで、久しぶりに布基礎の配筋検査をしてみると歩きにくいったらありゃしない!!
移動に時間がかかるので配筋チェックにべた基礎の倍の時間がかかりました。基礎屋さんにお話し聞いたら職人さん自身も「べた基礎は10年ぶり~施工しにくいよ」ということでした。

一般的に「べた基礎」のほうが基礎強度は高くなります。「べた基礎」は「布基礎」に比べて重量が重いので地盤強度にばらつきがあるときは不動沈下で建物が傾く可能性がある。地盤の状況によっては「布基礎」を採用すべきと言われていますが、この住宅で「布基礎」を採用した理由は別にあります。

理由1、木造住宅建設時に発生する二酸化炭素量のなかで基礎コンクリートからの発生量割合は約半分もあります。これは一般的な2階建て住宅、「べた基礎」による試算なので基礎面積が大きくなる平屋では約7割となるのです。「べた基礎」と比べて「布基礎」はコンクリート量が約1/2となるので二酸化炭素発生量も約1/2となります。今回の平屋住宅で考えると建物全体の建設時二酸化炭素発生量を1/3も削減できることになります。これが第一の理由です。

理由2、地球からのエネルギーをコンクリートで遮断したくない。というお施主様の感性から「布基礎を」採用しました。

「布基礎」の欠点は「べた基礎」と比べて床下に湿気がたまりやすいという点です。この住宅では床下に調湿材を敷きこむことで対策を行うこととしました。

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