昭和レトロな木造アパートリノベーション

昭和レトロな木造アパートリノベーション水平天井を撤去した丸太梁を現した。チョンナ(手斧)で削った丸太は手作り感が出て味わい深く、既存再利用した木製引き違い戸のガラスと手回し鍵が今となっては可愛らしい♪♪#賃貸住宅 #アパート #大工道具 #木構造 #梁現し #漆喰

昭和レトロな木造アパートリノベーション

再建築不可、築40年の木造アパートのスケルトンリノベーション。建物は母屋と同じ敷地に建設され道路と接していなかったため建て替えができなかった。戦後の一時、4年~5年の期間と聞いたことがあるが住宅不足により自宅の敷地内にアパートを建築できる期間があったようだ。その時期に建設したものが、いまとなっては接道要件を満たすことができず再建築不可となる物件が相当数あると聞く。管轄する行政の建築指導課へ相談した結果、特殊建築物だがリノベーションであれば工事可能ということとなった。

建物はかなり老朽化していたため、柱梁を残し撤去してスケルトンリフォームを行った。隣室間と上下巻の防音に配慮し、隣室間には水回スペースを挿入、2階床には2重に吸音材を敷きこんだ。意匠的には1階、2階とも柱を現す真壁のままとした。2階については水平天井を撤去して丸太梁を現した。チョンナ(手斧)で削った丸太は手作り感が出て味わい深くなった。既存再利用した木製引き違い戸のガラスと手回し鍵が今となっては可愛らしい♪♪

床パインフローリング、壁スイス漆喰塗(カルクウォール)、ペーパーホルダーとコップ置きは竹製の製品を設置した。

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