健康を損ねるカビ、バクテリア、粉塵、アレルゲンを回避する

室内空気の汚染原因は以下のように分類されます。
・揮発性有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トルエン、キシレン、テンペンなど)
・準揮発性有害物質(ペンタクロロフェノール、リンダン、ペルメトリンなど)
・ハウスダスト(繊維、粒子、花粉、フケ、煙など)
・微生物汚染(カビ、バクテリア、酵母菌、ダニなど)

これら有害物質は呼吸あるいは接触(皮膚・粘膜)によって人体に吸収され健康被害をもたらします。医学的・毒性学的研究から、リスクファクターは「累積」ではなく「累乗」することが分かっています。健康被害の疾病は、気管支炎・喘息・アレルギー・ガン・生殖障害・神経障害・化学物質過敏症など病名をあげたらきりがないほどです。

揮発性有害物質、準揮発性有害物質については、発生源となる建材やカーペットなどを使用しない、発生した場合は適切な換気を行うことで除去できる可能性が高い。ハウスダストについても同様で換気が有効な対策となります。機械換気よりも特に窓換気を行うことで原因を除去できます。

ー微生物汚染の対策ー

カビは真菌(カビ類とも呼ぶ)の一種で、通常、建築材料、家具、調度品に見られます。一方、真菌に含まれる酵母、コウジカビ、青カビなどは冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄機などにある可能性が高い。すべての真菌やすべての細菌(バクテリア)が健康に有害であるとは限りませんが、生命を脅かすものもあります。また汚染が常にみられるわけでもな、例えば巾木や家具の裏面、家電製品の端に隠れていることがよくあります。カビが原因となる健康障害には、皮膚から侵入する表在性真菌症、呼吸から体内に侵入する深在性真菌症、またカビの胞子がアレルゲンとなって、それを呼吸することで、ぜんそくやアレルギー性鼻炎が引き起こされる真菌過敏症などがあります。

菌は誰も気づかないうちに居室内に進入し増殖します。原因は、湿気・ペット・汚染された加湿器・換気装置・エアコンなど様々です。換気扇やエアコンの清掃やフィルター交換は重要な対策となります。また発生源となるゴミ置き場や浴室などのこまめな清掃も有効です。

酵母菌は冷蔵庫、食料貯蔵庫、洗濯機、食器洗浄機などが生息領域です。酵母菌を死滅させるには煮沸処理するしかありません。バクテリアはさらに水分を必要とし、飲料水フィルターや蛇口アタッチメントなどから検出されることがあります。温泉施設で検出されることがおおいレジオネラ菌が有名で検出されたときは徹底的な消毒が必要。

バウビオロギーの測定技術者のような専門家は、様々な方法を駆使して、影響を受けた領域を見つけ、汚染が健康に害がないか、または強いかを調べます。彼らはまた、長期的に真菌を回避または除去する方法について、提言することができます。

 

―ヒント―

カビは、適度な換気によって回避することができます。カビ対策の要点はしかし、そもそもカビを発生・繁殖させないことです。カビの繁殖する条件には、栄養、水分、湿度、温度、酸素などが関係していますので、これらの要素をなるべく取り除くこと、発生したときは除去することが、カビ防止につながります。冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄機、コーヒーメーカーなどでの衛生対策により酵母類を、特に目の細かいフィルターを備えた優れた掃除機によりダストを、適切な建築材用、家具、調度品、清掃や身体のお手入れ用品などによりアレルゲンを回避できます。

 

BIJバウビオローゲ 森健一郎

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