電磁場、無線通信を最小限にー快適な室内環境ーバウビオロギー25の指針

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電磁場について考えたことはありますか?

 過敏症や発癌性など、健康に良くないイメージはありますよね。電磁波は電場と磁場の総称です。電場は電気が通電することにより生じる波、磁場は磁力の影響が及ぶ範囲の波です。波長により、電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線と呼ばれることもあり、 実は馴染みの深いものでもあります。

電磁場の影響を受けて健康障害を発症する疾病が「電磁場過敏症」です。日本国内には電磁場過敏症(EHS)の可能性が高い人が「3~5%」いるという調査結果があり無視できないことが分かります。シックハウス・化学物質過敏症・電磁場過敏症について解説したブログがありますのでご興味あるかたは下のリンクからご覧ください。

さて電磁場についてもう少し掘り下げてみましょう。

電磁場とはなんでしょうか?

地球上にはいつも電場・磁場が存在し、人間の進化にも影響を及ぼしてきました。電磁場は例えば、電源ケーブル、電気機器、照明、高圧送電線、または、スマートフォン、コードレス電話、WLAN、携帯電話のリレーマストのような通信設備から発生します。電場と磁場の総称である電磁波は、電場と磁場が混ざり合った状態で、多くの送信設備から無線で空気中を伝播します。
電場は人工的な直流電場・交流電場、主に屋内配線から発生します。屋外から侵入してくる電場は途中で建材へ誘導が起こるために有害なレベルに達することは比較的少ないです。(※高圧線周辺や電柱電線は注意が必要で、極力距離を置くべきである)
磁場は人工的な磁気を帯びた鋼材等の周辺に発生します。人工的な磁場は自然の地磁場を歪め、覆ってしまいます。また磁場はほとんどの材・物体・人間の身体も貫通します。貫通する際に体内に生じる渦電流と電圧がもたらす生物学的な影響について議論されています。

電気通信技術の技術的利用によって著しい変化が生じ、その結果、人間や自然にとって学術的にも保証されえない事態が起こってきました。人工的な電磁場はこんにち大きな問題として存在し、実際に住む場所がないと嘆く人がいるくらいです。特に寝室は再生の場所であり、交流/直流の電場/磁場、高周波(マイクロ波)について学び、きちんと遮蔽(シールド)・アースをとることが求められます。

電磁波による人々への悪影響は、エレクトリック・スモッグとして知られています。短期的には頭痛、倦怠感、睡眠障害、慢性疲労のような健康症状が発生する可能性があります。この分野の研究はまた、長期的な曝露により重篤な疾病を示します。多くの場合、現在の健康状態に応じて、その反応は人によって異なります。

健康と自然への影響についての探求は遅れているが「予防は治療に優る」の定理に従って行動すべきです。機器やケーブルから距離を保つ、デバイスと送信機のスイッチを切る、シールド対策など、エレクトリック・スモッグを可能な限り最小限に抑える必要があります。よき睡眠がなによりも健康には大切なので、バウビオロギーにおいては「寝室領域のための指針値SBM」があります。

ーヒントー

・寝室、特にベッドの周囲1m~2mの範囲に電化製品を置かない、ソファー周りも同様
・電子レンジ稼働時は60センチ離れる
・電気式床暖房、電気毛布、電気カーペット、ウォーターベッド、昇降ベッドは使わない
・アース付きコンセントを設けてしっかりアースをとる(ゲーム機やパソコンのアースもとること)
・配線やコンセント位置を的確に計画する(配線はできるだけ短く、リング状ではなく放射状で)
・回路を遮断できるスイッチを利用する(例えば子供部屋や寝室の通電をカットできる回路)
・電磁場過敏症を発症したときはオールアース工法などの対応を検討する

BIJバウビオローゲ 森健一郎

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